『たいが』という響きから、さまぁ~ず大竹一樹さんと中村仁美アナウンサーの次男『泰雅』くんを思い出される方もいると思います。
英語の「Tiger(虎)」から響きを先に決められたそうです。男の子らしく強くかっこいい印象を受けるのは虎のイメージが強いからという理由だけでなく、止め字である『が』の影響も大きいでしょう。
どっしりと重厚感や安定感がある『たいが』。どのような漢字を使うことができるのか、イメージごとにご紹介します。
和風なイメージの『たいが』10選
ここ数年、注目を集めている古風や和風の名前。ここでは、和の雰囲気を持つ漢字を集めて、日本の心を感じさせる素敵な名前をご紹介します。
日本の美しさを表す名前
大雅・台雅・太雅・岱雅・太色雅・大毬・太毬・汰毬・多毬・汰毬
『雅』の字は訓読みで「みやび」と読みます。「みやび」とは“知的に洗練された優美・物事の趣を解したうえでの美意識”という意味がある言葉です。
特に日本特有の言葉のひとつで、日本人の美的理念を表したとても素晴らしい言葉なのです。
美的理念の中核には、平安時代、京都を中心に展開された貴族文化の美意識があるとされ、昔の日本を思わせる奥ゆかしさが感じられます。
約390年もの間続いた平安時代。政治が安定し、和歌や文学、絵巻物、服装などで人々が日本人らしい美しさを生み出した時代です。
便利な物がない暮らしの中で月の明かりや星の変化を見て愉しんだり、心を静ませ和歌に気持ちを表したり。
そのような中で生まれ、現代まで受け継がれている美的感覚に結びつく『雅』字は、まさに日本人の心を写した一文字であると言えるでしょう。
「ゆったりとした気持ちを持って品のある人格を養ってほしい」「礼儀正しく清らかな男の子に」などの由来で使ってみてはいかがでしょう。
『毬』の字は、毛糸などを1点に集めて作った球体を表す漢字です。
遊びやスポーツに使われるけまりのことで、現在はゴム製や皮製が主流ですが、その昔は糸を用いて色鮮やかな美しいデザインを楽しんで作られていました。
この毬が人々の間で親しまれるようになったのも平安時代からと言われています。遊びだけでなく、神事に用いたり、装飾用として使われるのは日本独自の風習だとか。
伝統工芸品として、平安時代の手法が今に伝えられている毬。時代が変わっても、日本人が持つ美的感覚は損なわれることはないと感じさせてくれます。
そんな『毬』は人名用漢字であり、訓読みで「いが」と読んで使うことができます。
「時代が変わっても貫き通せる自分らしい信念を大切にしてほしい」「繊細で優しい心の子に育ってほしい」
などの願いを込めると良いでしょう。
さらに、日本で代表的な手毬の工芸産地である岩手県の南部姫毬には、災いから身を守ってくれる御守りともされています。「不運を避け幸運に包まれた人生になりますように」との由来で名付けても良さそうですね。
勇敢なイメージの『たいが』24選
響きの持つイメージをそのままに、勇敢な意味を持つ漢字を集めてみました。
強さを感じる名前
大河・太河・太我・大我・舵井河・舵伊牙・大牙・太牙・帝我・帝牙・帝河・帝臥・梯我・梯牙・梯河・勝色我・勝居牙・大駕・太駕・舵井駕・帝駕・虎井我・虎今我・虎衣雅
『大河』はご存知の通り、“幅広く水量も豊かな大きな河”のことをいいます。
『河』一文字では、中国の川の名前「黄河」を指したり、日本では「運河」や「銀河」など、規模的に大きな川をイメージして使われることが多くあります。
さらに、晴れた日の夜空に輝く、川のように見える星々の群れ『天の川』を指して使われることもあります。
雄大でスケールの大きな由来と結び付け、「男の子らしく広くたくましい心の子に」と願いを込めて使うことができます。
『牙』は、“動物の最も尖った鋭い歯”を示す漢字で、強く勇敢な男の子を想像できますね。
また、猛獣が牙を立てて身を守ることから、“天子や将軍の本営に立てる旗印、城中で主将の居る所”を表しても使われます。
「大切な人を災いから守るような勇敢な男の子に」という思いで使ってみてはいかがでしょう。
『舵』の字は、“舟の進行方向を操作するもの”を表す漢字です。人名漢字ですが使われる頻度が少なく、個性的な印象を与えるかもしれません。
この漢字は、「渡し船」と「身をくねらせる蛇」を合わせて成り立ちました。蛇が自由に動いて方向を定めることから、意思の強さと自由さを持ち合わせた由来を作ることができそうですね。
「自分の信念に従い勇敢な行動をとれる子に」「周りの人を導くリーダー的存在になれるように」などの期待をかけてみても良いでしょう。
落ち着きあるイメージの『たいが』25選
安定した性格で周囲からの人望に厚い男の子。そのようなイメージの名前にぴったりな漢字を集めてみました。
安定感を感じる名前
妥今我・妥衣雅・待伽・待雅・待我・待臥・泰伽・泰雅・泰臥・泰我・台我・台臥・台河・台賀・台伽・平雅・平我・平伽・平臥・平芽・妥色冴・妥衣冴・泰冴・台冴・平冴
『妥』の字は、ひざまずいた女性の上から手が差し伸べられている様子から成り立った漢字です。女性をやさしく守る、手を差し伸べて安らかに座らせる、そのような姿を想像してみてください。
意味は“穏やかで落ち着きがある・安らか・ゆったりとしている・心配がない”などで、気持ちが落ち着き安定している様子が伺えます。
優しく思いやりの気持ちを持った男の子を想像して使うことができるでしょう。
また、「妥協」という言葉にちなみ、「周りの意見を聞き入れ強力しながら平和に事を安らかに治めることのできる子に」「柔軟な考えを持ち、対立することなく穏やかに過ごしてほしい」などの願いを込めてもよさそうです。
『泰』の字は、「やす・たい・あきら・ひろ」など多くの読みで名前に使われる頻度が高い漢字です。
「豊かに水がある様子」からつながる成り立ちが諸説あります。その水の様子から、“大きい・広い・豊か・落ち着きがある・安らか”などの意味が生まれました。不安や危険がなく落ち着いていることを表す「安泰」という言葉が想像できますね。
この漢字を用いる名前には、「ゆったりとした気持ちで小さなことに動じないおおらかな子に」「穏やかで人の気持ちを癒す雰囲気のある子に」「包容力と安定感で信頼される人に成長してほしい」のような願いがぴったりです。
元気なイメージの『たいが』29選
勇敢なイメージの名前を先にご紹介しましたが、似たような雰囲気ながら、強さよりも明るさ、活発さを強調する名前を考えてみました。
明るく活発な印象を与える名前
大芽・太芽・多色芽・堆芽・堆雅・堆伽・堆我・堆河・大賀・太賀・岱賀・大海・大海・多海・泰海・太海・大翔・太翔・多翔・駄井芽・駄今我・駄衣賀・駄井翔・駄伊翔・駄井伽・台凱・太凱・大凱・多凱
『芽』の字は男女ともに使うことのできる中性的な漢字です。植物の芽を表し、物事の始まり、これから成長することの兆しなどを意味します。
分解すると「草」と「牙」。動物の葉が生えてくる様子と草木の芽が生えてくる様子を掛け合い、生まれた漢字であることが想像できます。生きる力強さ、全く無い状態から新しいものを生み出すパワーや可能性に期待を込めた由来を作ることができるでしょう。
「未来の可能性を信じ、様々なことにチャレンジしてほしい」「豊かな感性と創造力で未来に花を咲かせてほしい」などの願いも素敵ですね。
『推』の字は、地の神をまつるための土と、尾の短いずんぐりとした鳥を合わせて成り立った漢字です。
そこから、“ずんぐりと土が盛られた小さな丘”を表すようになり、“積み重なって高く盛り上がる・押し広げる・押し上げる・押し広める”という意味が生まれました。転じて“考える・状況が移り変わる”という意味でも用いられます。
「変化する」ことをテーマにした由来が良さそうです。「前を向いて少しずつでも変化を楽しみながら成長してほしい」「一歩一歩の成長を楽しみながら過ごしてほしい」「小さな努力を積み重ね、大きく成長してほしい」などの願いを込めてみてはいかがでしょう。
誠実なイメージの『たいが』12選
誰に対しても公平で、何事に対しても真正面から向き合い大切に考える誠実な人。そのような意味に結びつく漢字を集めてみました。
誠実さに結びつく漢字の名前
矯井我・矯衣雅・矯李河・矯以伽・耐伽・耐我・耐駕・大惟我・太惟画・対我・対駕・対雅
『矯』の字は、訓読みで「た(める)」と読みます。“曲がったものを真っすぐにする・悪いものを正す”という意味で、「矯正」という言葉に馴染みがあるでしょうか。
一方で“騙す・偽る・上辺を飾る”という真逆の意味も持ち合わせます。このように、2つの意味を持つ漢字を名付けに使う場合、ポジティブな意味のみで捉えることが大切です。
成り立ちは、「矢」と高い建物を表す「喬」。つまり、曲がった矢を真っすぐに伸ばし高く立てる様子から生まれました。曲がった矢を伸ばすイメージから“強い・勇ましい”という意味も持ち合わせます。
「強い信念を持ち、誠実に真直ぐ生きてほしい」「誘惑に惑わされず、自分が正当だと信じる道を歩んでほしい」のような願いを込めて使うことができます。
『対』の字は、「応対・相対」などの言葉で目にすることがありますが、名前に使われることは少ない漢字かもしれませんね。
“向かい合う・相手になって受け答えする・相手”という意味があります。人はもちろん、物事に対して正面からきちんと向き合う誠実な姿勢が伺える漢字です。
「相手の気持ちを大切に考えることのできる真面目で思いやりのある子に」と由来付けることができるでしょう。
濁点の付く名前は良くない!?
ひとつの意見として、濁点の付く名前は良くないという話を聞いたことはありませんか?そのような意見のいわれ、またその真実について考えてみました。
濁点が名前に良くないと言われる理由
『濁点』の付く響きのことを、『濁った音』と言いますよね。そのため、濁点=濁るというイメージが強く、「運気が濁って(下がって)しまう」というのが良くないと言われる理由のようです。
しかし、本当に運気が下がるのか、名付けに不向きなのか、正当な検証結果があるわけではありません。響きにピンときたら、その感性を信じてポジティブな考えを持って使うようにしたいですね。
濁点は男の子らしい響き!
濁点は単語のインパクトを強め、重みや安定感を持たせるというメリットがあります。そう考えると、男の子の名前にはぴったりの響きになると言えるでしょう。
例えば「グーグル」の濁点を取って「クークル」にすると、間の抜けた印象を受けませんか?有名人の名前では、「ダルビッシュ有」さん。
濁点を取ると、鍛え上げられた筋肉質や実力あるピッチングが想像できず、軽々しい印象になってしまいます。
このように、濁点のある名前は決して悪いものではなく、特に男の子の場合はかえって男の子らしさを強調させる素敵な響きになるのです。
名前に対する意見は、様々な観点から賛否両論あるものです。自分が良いと感じた名前を信じて、自信を持って決めていきたいですね。その自信こそが、子供に伝わる最高の思いとなるはずです。








